14

地極池(ぢごくいけ)

東山(堂山)連峰の南端で、この地から草木境と大沢方面(大興寺境)が一望できる。
(背景の千持山は標高55mで、岡田最高峰。)

 

15

南地極地(みなみぢごくいけ)

地極地の南。

 

16

地極松(ぢごくまつ)

地極池の近くの目印になる松の生えていた所。(笹根から見えた。)

 

17

北中原(きたなかはら)

中原の北の部分。*(上り戸)

18

南中原(みなみなかはら)

与市山など平御林と石小川との間の中原となっている。大沢の東でなだらかな丘陵地。*(上り戸)

 

19

 

籠池(かごいけ)

よく水の漏れる籠のような地。その池の近くについた名。(平安末期の籠池古窯跡がある。)*(上り戸)

20

大沢(おおさわ)

大きな谷のような所。(沢は谷の所の意)「岡田沿革史」によると大沼沢・東山(堂山)連峰と笹根山連峰の谷間の地。*(吹込)

 

21

作戸(さくど)

作物を作る所の意か。*(吹込)

22

深田脇(ふかだわき)

大沼沢の一部。深い田のそばの一区画。

23

庄太郎脇(しょうたろうわき)

庄太郎という人の土地の脇(そば)の一区画か。

 

24

大曽(おおそ)

「曽」は、岨(そ)の当て字。本来は、「大岨」。岨は、「そわ」・「そ」と読み、山の切り立った斜面、崖。

 

25

平地(ひらち)

丘の下が平らになっている土地。

 

26

馬池(うまいけ)

午地。午の年に作った地の近くについた名。

 

27

新地(しんいけ)

新しくできた池という意味でついた名。(猿田地を無くして新しく造った地。)

 

28

新池下(しんいけした)

「新池」の下(西)の地。

 

29

新池裏(しんいけうら)

「新池」の裏(東)の地。

 

30

粕池(かすいけ)

粕地という池のそばの土地。古見の人々が池普請の地酒が質えず酒粕で慰労をしたというフことから自然に粕池と言われる様になった。(古見の伝説)

 

31

新橋(しんばし)

新池と粕池の中間にある土地。新しい橋が架かって付いた名か。

 

32

瓢坂(ふくべざか)

ひょうたんの様に曲がりくねった坂のある所。二つの小高い丘があり、横を佐布里道が通っていた。

 

33

東瓢(ひがしふくべ)

「瓢坂」の東の方という意味

 

34

釜売池(かまうりいけ)

「窯売池」の意。中世の窯跡があっだがその窯の近くには、必ず池があった。地元の人々の中には、「カマライケ」と呼ぶ人もいる。

 

35

細脇(ほそわき)

東側に細長く入り込んだ東山(堂山)連鋒の谷間。

●印は交差点
□印は古地図(天保14年の地図)に有る地名