講義の後半は、岡田の写真を見ながら、地名の由来などの説明がされた。(省略)


岡田を知ろう会資料

  岡田字名考

 

(たけ)(みず)

東山(堂山)連峰の最東端で湧き水がよく出る地。

 

滝ノ水(たきのみず)

「嶽の水」の下で平面な土地。「滝の水池」の周辺の地。

 

()草原(ぐさわら)

馬の餌にする馬草を刈った草原。*(大半が上り戸)

 

南馬草(みなみまぐさ)

馬草原の南の土地。*(上り戸)。

 

草木田(くさきだ)

阿久比の草木地と隣接の地。草木池を造る土地の代替えとして、草木地を交換した。*(上り戸)

 

大脇(おおわき)

広い大きな丘が南へ出でいる。脇の下の奥に大脇地がある。

 

北与市(きたよいち)

「与市」は人名か。

 

与市荒子(よいちあらこ)

「荒子」は、新しく開墾した土地。与市という人が開墾した土地。地元地域では、『ヨウチャラコ』と呼|ばれていた。

 

土橋(どばし)

草木池へ流れ入る川に架かる「土橋」のあった所。
(シチバシ).と呼ばれでいた。*(上り戸)

 

10

宝面堂(ほうめんどう)

宝面堂というお堂のあった所か。

 

11

西宝面(にしほうめん)

宝面堂の西にあたる。

 

12

上り戸(あがりど)

草木道より上り坂の細長い土地

 

13

奥障子(おくしょうじ)

「ショウジ」は細い流れ、泉の意味。奥で泉の湧く所。

●印は交差点
□印は古地図(天保14年の地図)に有る地名