81

朱人ケ根(しゅびとがね)

朱の衣が着られるほど位の高い僧の立つ山。

82

太郎坊(たろうぼう)

岡田五坊の一つ。太郎坊(慈霊寺)のある地域。

 

83

釜谷(かまたに)

「釜」は、「窯」の当て字。穴窯のあった谷。千樹山連峰の南側斜面。

 

84

尾脇(おわき)

尾根(高根)の西側の谷。*(大半が南谷)

 

85

南谷(みなみだに)

向山連峰(峰の道)の南の谷地という意味。

 

86

向山(むかいやま)

神明社のある山の向かい(南)山。

 

87

向田(むかいだ)

「向」は、基点(向山連峰)の向かい側のことで、そこにある田。

 

88

向屋敷(むかいやしき)

日に向かう屋敷。(昔の西の峰で、.岡田の里組では一番早くできた屋敷)

 

89

高見(たかみ)

千樹山連峰の西の端の高い所。(岡田の中組では一番早く人が住みついた所)

 

90

開戸(ひらきど)

関戸(垣内)は、高見の垣内として開かれた地域。「垣内」は、住居の垣の内のこと(広辞苑より)。「垣内」の当て字を訓読みした。

 

91

段戸坊(だんどぼう)

慈霊寺傘下の岡田五坊の一つ、段戸坊のあった所。

 

92

東無常堂(ひがしむじょうど)

昔、無常堂というお堂のあった所の東の土地。

 

93

西無常堂(にしむじょうどう)

無常堂の西の土地。

 

94

(いけのわ)

「池の脇池」(現岡田西保育園)のあった地域一帯。

 

95

南池ノ脇(みなみいけのわ)

「池の脇池」の南の土地。

96

海渡(うみわたり)

海渡は、「垣内」の当て字を訓読みしたもの。

 

97

天神山(てんじんやま)

昔、天神の社のあった山。

 

98

棚松(たなまつ)

松が棚(丘陵地の中腹)の上に生えていた。*(南谷)

 

99

吉良ケ脇(きらがわき)

雲母(キララ)の出る山の脇か。*(南谷)

 

100

茨ケ脇(いばらがわき)

茨の茂っていたところから付いた。*(南谷)

 

101

惣造廻間(そうぞうばさま)

惣造という人の開いた、谷のような地形の所。地元地域では「ソウズバサン」と呼ばれていた。

 

102

西平地(にしひらち)

岡田の東部の平地に対して、西の方の平地。

 

103

久平(きゅうへい)

岡田地区里組では、一番早く聞かれた地域で、久しく平和であるという意味か。

 

104

落田(おちだ)

「小谷地」の下の棚田のあった所か。

●印は交差点
□印は古地図(天保14年の地図)に有る地名