名鉄沿線はどうでしょうか。
(1)常滑 常なめりの略で常は「床」の意味で、川底か入江の水底が水苔や海藻でつるつる滑る瀬のこと。
(2)多屋 「たわ」の転声で山の撓み(たわみ)を言う。屈曲の多い山の意。
(3)榎戸 榎戸村の東の台地に宮山村(大野城のこと)があり、ここに大きな榎木があったから。
(4)蒲池 蒲は、沼地に自生する多年生草木。
(5)西のロ 宮山城の西の入口
(6)大野町 於保乃とも書く。「大きな野原」のこと。
(7)新舞子 兵庫県の舞子海岸の名前から
(8)日長 昔から「日永の鼻」と称され知多半島で一番西に鼻の如く、張り出した地。「ヒ」は、「干潟」の干であり、干潟が鼻状に差し出した地名。
(9)長浦 日長海岸を日長浦といい、俗に8丁と称す。8丁は900m弱であるから、長浦から日長岬迄の直線状の海浜のこと。
(10)古見 こみ「浸(こみ)」見ずに浸りやすい地域。「小見」「予見」
(11)朝倉 貢ぎ物を納める地。校倉
「尾張国 智多郡贄代郷朝倉里戸主 和に部色夫智 調塩三斗 天平元年」
「アサ」は、元来「ウス」「オソ」と同義で台地の末端の崖の下、あるいは、奥行の浅い沢の地であり、「クラ」は古語で「谷」の意味で浅い谷の地
(12)寺本 寺分の転訛したもの
森鴎外の「阿部ー族」という小説があります。殉死者18人の内、寺本ハ左衛門直次の名があり、寺本が先祖は、尾張国寺本に住んでいた寺本太郎というものであった。
(13)尾張横須賀 横は、左右に拡がるところ。洲処(すか)砂地のところ
(14)太田川 明治10年 大里村の「大」と木田村の「田」をとって大田村とした。

知多市の地名について
○海に関する地名が多い。
  ・伊勢湾も干上がるマイナス     ・海が2、3mあがり、
   130。の世界(2万年前)      濃尾平野の誕生(縄文海進期)


・海に関する地名
@大野谷から
マイナスの部分は海です。
石瀬・・・縄文の遺跡のあるところ
南粕谷に新海と言うところがありますが、このあたりまで水(海)でてきます。掘ると砂地で貝が出てきます。