第5講 「岡田の金融機関のあゆみ」
講 師:伊井 基治 氏(岡田まちづくり準備会代表)
期 日:平成15年10月19日
場 所:大同高校知多分校、岡田地内
事業名:「岡田 歴史の告知板」 主催:大同高校知多分校
講座内容:岡田の銀行・郵便局・農協を中心に移転先と年代、まちの見学

はじめに
岡田地区は、知多木綿発祥の地であり、江戸時代初期に岡田村が誕生してから2006年(平成18年)で、400周年になる歴史あるまちに今生かされていることを誇りに思います。

こんな伝統のまちの、金融機関(郵便局・銀行・農協・質屋)の歩みを概略調べてみました。(主に移転先と年代を明確にしてみた)
私的な話ですが、私の先祖の伊井又兵衛は、銀行や郵便局を始めた人です。
私自身は、小中学校で子供貯金の係をしていましたが、たまたま学校の貯金の成績が良く県や国から表彰され、生徒代表で出向いたり、会社でも銀行との仕事を永くしており、今回の話も何かの縁と思い引き受けました。
(当時の岡田町広報を最後に掲載。)

質屋
全国で見れば、鎌倉時代に始まり、江戸時代に繁栄して、現代の基礎ができたと言われます。岡田においては、江戸時代後期1861年には、9人が横須賀代官所に屈けていた。(三郎兵衛・佐右衛門・勘右衛門・小左衛門・彦八・弥吉・仁三郎仁右衛門・忠三郎・丹助) (岡田町誌による)