経済活動の様子
1 明治34年 岡田村における移出入実績
販売 木綿 84万円 購買 木綿糸 36万円
米 5万年 生木綿 28万円
その他 7万円 その他 9万円
計 96万円 計 73万円
収益 23万円
この経済的魅力に知多貯蓄銀行が支店開設をしてきたと思われる。
(明治31年)
2 明治35年 村を町に変更申請 (要約)
特に木綿業に町民の半数が携わって活気があり、郵便局や銀行も有り、商店も増加し、大高町まで馬車の定期便が出るなど、その勢いすさまじく 近隣の中心地となり村から町への変更がふさわしくなってきた。
また村の略図を拡大して見ると、町の中心辺りに役場、学校、郵便局、銀行等集まり、周辺に工場があり町としての形態ができていた。
金融機関:岡田郵便局と知多貯蓄銀行岡田支店
3 大正14年 岡田町勢一覧
岡田町の商工業の一覧表では、戸数620、人口3千6百人、織布工場30、商業110戸、劇場1戸、1日の流入人口720人等から、商工業の勢いがすさまじいことがわかる。
金融機関:知多銀行岡田支店と岡田郵便局
4 昭和14年 知多木綿生産上位10社
「知多木綿100年のあゆみ」によりますと1番−岡徳織布、2番−中七木綿、6番−浅田繊維が入り、織機台数3社で4,948台、および、率で5割を越し、岡田が知多半島を代表する木綿の町であったから金融機関も栄えていた。
金融機関:伊藤銀行岡田支店と岡田郵便局
現地見学
愛知銀行 JAあいち知多農協 土井家 加藤家
知多岡田簡易郵便局 舟橋家