2. 岡田の五連峰(岡田村古代沿革史、明治28年 竹沢保太郎著より)

3. 新田開発=水源の確保・水利事業
@ 共有財産で現存する溜池  11ヶ所  85,290F
A 目的外転用地        4ヶ所  15,541F
B 土地宝典による個人溜池 212ヶ所 (昔の資料では400ヶ所)
C 蓮池山の水源と水利
・共有溜池(吹込池)による受益水田  10,766F
・個人溜池、山林による受益水田     4,519F
・山林                 4,541F
・個人所有 野井戸:9、マンボ:2、サシコ:0  

岡田の自然
1. 地質 (知多半島先端=師崎層群の頁岩 中北部=常滑層群の白、青岩)
昭和19,20年頃、二タ股・入杵で亜炭の採掘があった。青岩の中には、今日でも若い亜炭や葉を見られる。
また、洪水期に運ばれてきた赤土の中の丸礫を小石山、神明社の東あたりで見ることができる。

2. 生物 (岡田は古来、山頂林を防災、用材、水源、涵養林として大切にしてきた。)
@ 失われていく自然
・植物
  野草 シュンラン・ハルリンドウ・ショウジョウバカマ・ワレモコウ・ツリガネニンジン
  樹林 シャシャンボ(シャセンボ)・アセビ・コシキ(スグリ)・ツツジ・キノコ類
・動物
  シジミ(新田川上流、昭和10年頃)・ホタル(昭和36年頃)・メソが小石川に遡上(昭和10年頃)
  コイ・フナ・モロコ・メダカ・カラスガイ・スンガラ(アナバチ)・ツチガエル・アカガエル
A 現在元気な植物
  セイタカアワダチソウ・セイヨウタンポポ・マコモ・ヤナギの仲間・クサギ等