岡田の農業

1. 変遷 経済発展に追従できなかった。

 ・農業戸数の減少 総数で1/6 専業農家で1/3
 ・耕地面積の減少 田で50%  畑で78%
  生産手段 農機導入(昭和30年代、牛の動力消える。昭和40年初の田植機使用)

2. 農畜産物の生産

・葉タバコ 昭和10年 31戸 収穫1,831貫目 5棟の乾燥庫
・養蚕 昭和7年 170戸 収穫6,298貫目 桑園33ha
戦争による輸出停止で桑園はイモ畑に転換、30年代からミカン園へ。
・養鶏 昭和10〜17年肥料の自給も含め推奨。500羽以上飼育20戸。
・フキ 150年前、加木屋で愛知早生蕗が発見され、音吉氏が苗を導入栽培。
青竹、ヨシ箕、ワラ囲による防寒→昭和33年有孔ポリ→昭和38年ビニールハウス栽培。昭和41年キタネグサレセンチュウによる大被害。試験場は優良種苗供給事業を発足させた。
現在、3期取り12t/10a
・ウメ  昭和10年、1,000貫目以上は10数戸。昭和10年から大樽漬け込み畦畔の有効利用。最盛期昭和35年位まで。
・ミカン 起源は、呉服屋の土井氏が片手間に釜ガ州で栽培。竹内建三氏が上石根に大規模栽培。“竹内温州”が推奨された。
・その他  イチジクは転作物として導入
花きは、商品作物として昭和50年頃より数値になる。

3. 農業組織
・戦前 信用販売利用組合
・戦中 農業会
・戦後 農業協同組合
 6つの実行組合