「た」
 方言は中高年の方には昔懐かしい言葉ですが、若い君たちはどの様に感じていますか。意味も使い方も分からないという人が大多数かも知れませんね。いまは周囲の大人たちもあまり口にしませんね。その上、学校、新聞、テレビ、雑誌などのマスメディアでは、基本的に標準語を使用するので、方言が忘れられていくのは無理もありません。しかし、郷土に愛着を持つ者にとっては少し寂しい気がします。
 方言はその地方・地域の風土、歴史、文化の中から生まれるものです。ですから、知多市を構成する旧の岡田、八幡、旭の間でも、微妙な違いがあります。興味のある人は「知多市誌」の方言の項を参照して下さい。