「に」
 ニュートンが万有引力の法則を発見するきっかけは、リンゴの実が枝から落ちるのを見て頭の中にひらめいた、と言われています。そのリンゴの木の子孫の苗木が日本へ贈られました。東京大学理学部付属植物園で植栽され、いまも大切に育てられています。
 その原木から小枝を譲り受け、西尾市で接木をし、岡田地内で一年育成された後、一九九九年に植樹されたのが、現在中央公園にあるリンゴの木です。これを期に科学に関心を持つ人が一人でも増えるといいですね。三本のうち一本は枯れてしまいました。残った二本、今後も順調に育つことを祈っています。